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プラン75

いつまで生きるか

倍賞千恵子主演の「プラン75」の映画をアマゾンプライムビデオで見た。古い映画なら、Amazonプライムに入っていれば、たくさん見ることができる。これには驚いた。(アイキャッチ画像はポスターから頂いています)

あらすじ: 2025年の近未来、老人が増えすぎたことによる財政難で、そのしわ寄せが来たことによる若者の怒りが爆発し、老人への襲撃が起こるようになりました。その対策にと、政府は75歳以上の老人が死を選択できるという『プラン75』を立ち上げて可決させました。

この映画の中で、請負業務の会社の若い男性、コールセンターの若い女性、子どもの手術代のためにフィリピンからの出稼の女性、そして、75才以上の男性と女性が出てくる。それぞれ悩ましい問題に直面する。人の死に携わることは生半可な考えでは無理だ。

こういう制度があるのもいいかもしれない。では自分は選べるか?食べていく金がない、住む家がない、年老いて働くこともできない、ひとりぼっちだ・・・となると選んでしまうだろうか? 役に立たず、生きる意味の見いだせないとなると・・・

身の回りのことが一人でできなくても、お金があれば、ヘルパーさんに助けて貰って生きることはできる。しかしそれは生きているということなのだろうか。老人施設で、返答のないような老人も大勢見受けられる。

頭のしっかりしているうちに、最期の時の自分の始末をきちんと書いておくようにと言う講座もあるが、なかなか書くことは難しい。生活の質の向上と医療の進化で、100才まで生きるのは当たり前になりつつある。

改めて、「生きる」とは・・・

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