仏様(仏)、みほとけの教え(法)、みほとけの教えを信じる人たち(僧)の3つをさします。歴史上有名な聖徳太子が作ったとされる「憲法十七条」には「篤く三宝を敬え」と書いてあります。
お釈迦様の時代では「仏」はお釈迦様、「法」はその教え、「僧」は仏弟子のあつまりである和合僧(教団)のことでした。仏・法・僧は、別々に切り離すべきものではありません。三つは常に一体であるという考えから「三宝一体」という言葉もあります。和合の心(親しみあって仲良くすること)で三つの宝を信じることが、正しい仏教徒のあり方なのです。
やさしい教典用語集より抜粋
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